カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
「魔弾戦記リュウケンドー」(2006年1月~ テレビ東京系列にて放送)に登場。 SHOT隊員であるあけぼの署の刑事である鳴神剣二がリュウケンキーを撃龍剣に差し込んで撃龍変身した剣士。 あけぼの町を襲う魔物であるジャマンガと激闘を繰り広げた。 魔弾剣士という別称の通り撃龍剣を主戦力として戦う他、ナックルキーによって召還される手甲・マダンナックルやダガーキーで召還されるマダンダガーも使用する。 また、撃龍剣とマダンダガーを合体させた大型剣:ツインエッジ撃龍剣を中盤では使用した。 第2話よりファイヤーキーによって火炎武装を行いファイヤーリュウケンドーに、第4話ではアクアキーによって氷結武装を行いアクアリュウケンドーに、第12話ではサンダーキーによって雷電武装を行いサンダーリュウケンドーへとそれぞれモードチェンジする能力を得、戦況に応じて各モードを使い分けるようになっていった。 そして、各モードにはそれぞれ1体ずつパートナーとなるメカサポートアニマル:獣王が存在し、マシンや武器に変形して、リュウケンドーのサポートを行う。 獣王はノーマルモード時はブレイブレオン、ファイヤーモード時はファイヤーコング、アクアモード時はアクアシャーク、サンダーモード時はサンダーイーグルがそれぞれのキーによって召還され、ブレイブレオンは三輪バイクのレオントライクに、ファイヤーコングは砲撃台のファイヤーキャノンに、アクアシャークはサーフボードのアクアボードに、サンダーイーグルは飛行メカのサンダーウイングに変形する。 必殺技は撃龍剣を駆使し、各モード毎に魔弾斬り、火炎斬り、氷結斬り、雷電斬りがあり、ツインエッジ撃龍剣時には「超~」がつきパワーアップされ、更に各獣王と強力する事で三位一体攻撃を繰り出す事ができる。 なお、リュウケンドーとして作品内に登場するのは第27話までで第28話以降はゴッドリュウケンドーにパワーアップを果たしている(詳細は後日『魔弾剣士ゴッドリュウケンドー』の項で詳細する予定)。 「特撮ヒーロー大全」、久しぶりの更新の一発目は最終決戦も間近の「魔弾戦記リュウケンドー」より主人公の前半形態であるリュウケンドー4モードについて紹介したいと思う。 実は作品自体の噂は放送開始前より耳にしており、実際のお披露目となった時には「遂にきたか」という気持ちになった記憶がある。 そして始まった作品は既存のウルトラやライダー、戦隊等とは違う何か新しい魅力を感じる作品だったと思う。当初こそは路線が確立していたといえず少し不安定な印象も受けたが、それも話数を重ねる毎に違和感を無くしていき、充分にそれ以外の作品に負けない位の面白い作品に成り得たと感じた。 そしてまたリュウケンドー自身も王道のヒーロー像の復権ともいえるキャラクター性を内包するヒーローとして魅力的であった。 また、ここで感じるのはリュウケンドーの見事なまでのデザインである。 どうも話に聞く限り、デザイン側にとっても初めての特撮ヒーローのデザインはこのリュウケンドーであったらしく、デザインは難航を極めたらしい。そして辿り着いた姿はアニメキャラっぽい部分も内包した部分も感じられなくはないが、極めてオーソドックスなどこからみても格好良いと感じられるヒーローに仕上がっているのは見事だと思う。 そして、他のモードもノーマル自身の持つ良さを崩さずそれぞれの属性を如実に表せる事ができる要素を入れ、その属性らしさを遺憾なく分かる事ができるのも良いと思う。 だが、そのヒーローとして正統派であるリュウケンドー自身とは全く対照的に基本設定は個性的なものだった。組織に属するヒーローというのは多々あっても、敵組織が一つの町だけを狙うというのはなかなか斬新であったと思う。だが、それであっても「信頼」を基本ベースに据えた多くの物語は正に王道のヒーローものと呼ぶに相応しい展開であったと思う。 そして、そんな個性的でありながらも王道を突き進む物語の展開を受け、リュウケンドー自身もよりヒーロー性を増したゴッドリュウケンドーへとパワーアップする事になるのである…。 #
by herodaizen
| 2006-11-28 08:55
| その他の製作会社・その他
「救急戦隊ゴーゴーファイブ」(1999年2月~2000年2月 テレビ朝日系列にて放送)に登場。 ゴーレッド…巽纏が着装。搭乗メカはレッドラダー、ゴーライナー1、レッドマーズ1。 ゴーブルー…巽流水が着装。搭乗メカはブルースローワー、ゴーライナー2、ブルーマーズ2. ゴーグリーン…巽鐘が着装。搭乗メカはグリーンホバー、ゴーライナー3、グリーンマーズ3 ゴーイエロー…巽大門が着装。搭乗メカはイエローアーマー、ゴーライナー4、イエローマーズ4。 ゴーピンク…巽祭が着装。搭乗メカはピンクエイダー、ゴーライナー5、ピンクマーズ5. 巽世界博士の子供達である巽5兄弟がゴーゴーブレスで着装した戦隊。 グランドクロスによってもたらされた災魔一族と戦った。 なお、ゴーゴーファイブの全装備は巽博士が災魔の襲来を察知してから10年間で全ての私財をなげうって作られたものである。 元々、巽5兄弟は全員、レスキュー関係の仕事に従事しており、そのため、ゴーゴーファイブの装備もライフバードの様にレスキューツールとして機能するものもある。 5人全員が使用する装備として警棒にも変形する光線銃・ファイブレイザーと前述の5種類のレスキューツールに変形するライフバードがあり、中盤からはブイランサーやブイモードブレスが投入され、終盤では流水が開発したゴーブラスターも戦列に加わった。 また、ファイブレイザーのグリップ部であるレイザーグリップとブイランサーは合体する事でブイマシンガンに、ゴーブラスターとブイモードブレスを合体させる事でゴーブラスター(ハイパーモード)となる。 そして5人全員で行う技としてライフバードを変形させ、レイザーグリップと合体させたカラミティブレイカー、ブイマシンガンから放つビックブイバスター、ゴーブラスター(ハイパーモード)から放つハイパーファイブ等がある。 小型マシンとしてサイドカー型のコマンドアタッカーがあり、サイドカー部分のアタッカーポッドのみでも移動が可能。 基地は首都湾アクアラインに建造されたベイエリア55で中盤からはマックスライナー専用のマックスエリアが隣に建造された。 そして巨大メカは災害救助用の99マシン(レッドラダー、ブルースローワー、グリーンホバー、イエローアーマー、ピンクエイダー)や宇宙レスキュー用のマーズマシン(レッドマーズ1、ブルーマーズ2、グリーンマーズ3、イエローマーズ4、ピンクマーズ5)、それらを格納するゴーライナー(ゴーライナー1、ゴーライナー2、ゴーライナー3、ゴーライナー4、ゴーライナー5)やマックスシャトルに変形するマックスライナーがある。 巨大災魔獣と戦う際は99マシンが合体したビクトリーロボやマックスライナーの変形するライナーボーイ、それらの合体するマックスビクトリーロボが立ち向かい、ゴレム災魔獣にはグランドライナーが暗黒災魔空間(アンコクサイマゾーン)内での戦闘ではビクトリーマーズがそれぞれ出動する。 ちなみに99マシンはレッドラダー、グリーンホバー以外の3機でビクトリーウォーカーという歩行メカにマーズマシンはビクトリーマーズへの前段階としてビートルマーズというレスキューマシンになる。 そして、最終回ではゴーゴーファイブ5人の脳波と連結されたマックスビクトリーロボ・ブラックバージョンが出動し、最後の敵・巨大破壊獣を葬った。 「気合だぁぁぁ!!」。 「救急戦隊ゴーゴーファイブ」という作品はとにかくこの一言で尽きると思う。 それだけの熱さを内包した作品であったのだろう。 また、この言葉はこの作品の締めくくりにも使われている。正に屈指の名台詞である。 この作品は戦隊でも非常に珍しいスタイルの作品であったとも思う。何故ならこの作品は敵味方とも一つの家族なのである。ヒーロー側はいいとしても敵組織が家族というのは非常に珍しい。だからこそ、災魔一族の女王である大魔女グランディーヌの冷酷は際立ったものであったと思う。そして、ゴーゴーファイブ側で信じあう家族の姿を描き、災魔一族で険悪な関係にある家族像を描き、それを対比させ、最終的にゴーゴーファイブ側が勝利するというのはヒーローものが持っていたカタルシスや爽快感と共に現代の家族に対するメッセージとも受け取る事ができる。 だが、家族像を描ききったのとは逆に当初掲げられていたレスキューという理念が話しが進むにつれて薄くなっていったのが残念である。個人的には序盤で99マシンを使用したサンダーバード張りのレスキューシーンはなかなか見所があって結構好きだったのだが…。 だが、災魔一族との戦いこそがレスキューだという見方もできるので、それはそれで仕方ないのかもしれないが…。 それはそれでもこの様にヒーローのレスキューというのは「特警ウインスペクター」等のレスキューポリス位しかなく、しかもそれを戦隊で行うというのが当時としては(今もか?)結構斬新であったと思う。 だが、ストーリーはそんな細かい疑問を吹き飛ばす位の熱いものだった。正に前述の「気合だぁぁぁ!!」と言わんばかりの内容であったと思う。 特に三魔闘士編や無限連鎖編の熱さは必見である。これこそヒーロー番組とばかりにヒーローものの持つ面白さや醍醐味を存分に味あわせてくれた。 その熱さは理屈っぽくなっていた当時の自分であっても熱狂させるに充分なものであったと思う。 また、それは大きなゴーグルであるというデザイン上の制約を逆手に取ったゴーグルの中から役者の表情が読み取れるという構造のマスクにも大きく助けられていたと思う。 だからこそ、この熱いドラマが何倍にも熱いものになりえたのだと思う。また、それは非常に印象的なシーンは全てそのマスクを使用していたため、より印象深いものとなっている。 ある種、アイディアの勝利ともいえよう。 ちなみに巽博士役を演じていたのはマイク眞木氏であり、鐘の先輩である京子を演じていたのは「新世紀エヴァンゲリオン」のアスカ等を演じた宮村優子女史であったことを付け加えておく。 #
by herodaizen
| 2006-07-14 18:04
| 東映・スーパー戦隊
「帰ってきたウルトラマン」(1971年4月~1972年3月 TBS系列にて放送)他に登場。 MAT隊員である郷秀樹が自身の身に危険が訪れた時、または自らの意思で変身した姿。 異常気象等で地球の環境バランスが崩れた事によって出現するようになった怪獣達と戦うために宇宙警備隊より派遣されたウルトラ戦士。 少年と犬を助けるために絶命した郷秀樹と一体化した。 呼び名は多く、ジャックの他に新ウルトラマン、ウルトラマンⅡ世がある。 基本的な能力は初代ウルトラマンとほぼ同一で必殺技もスペシウム光線。 だが、シネラマショットやフォッグビーム等ジャックのみの特殊能力も多数ある。 また、肉弾戦でも威力を発揮し、流星キックやウルトラスピンキック等のキック技やウルトラ返しといった投げ技、スライスハンドといったチョップ技で多くの怪獣を葬った。 また、中盤にウルトラセブンより与えられたウルトラブレスレットも幾多の強力な武器に変形し、その後のジャックの主戦力となった。 バット星人とゼットン(二代目)を倒した後、弟のように可愛がっていた次郎少年に「ウルトラ5つの誓い」を託し、バット星人のM87星雲攻撃を迎え撃つために地球を去った。 当初、この「帰ってきたウルトラマン」に登場するのはこのジャックではなく初代ウルトラマンであるという事はかなり有名な話である。 そもそも「帰ってきたウルトラマン」というタイトル自体、その初期設定を意識して円谷英二が名づけたものであるらしい。 また、そのタイトル故にヒーローの名前が複数あるというのも特徴である。放送当時はそのままウルトラマンであったが、その後しばらくは新ウルトラマンの名称が定着。そして1983年にウルトラマンジャックが正式名称として決定したという経緯がある。名前が複数あるヒーローというのは特撮ヒーロー多しといえどもやはり稀である。 この様な経緯を持つ為、ジャックのデザインも初代ウルトラマンのリメイク的な部分ある。だが、実際はスーツアクターである菊地英一(現:きくち英一)の体格の影響もあり、初代ウルトラマンより力強くパワフルなイメージの方が勝っている感がある。 実際、自分も最初にジャックを見た時は「似ているなぁ~」程度の感想しか持たず、初代ウルトラマンとは別のウルトラマンとしてしっかりと認識していた。 また、作品としても「帰ってきたウルトラマン」はエポックメイキングな要素が多かった。 第2話で描かれたウルトラマンの力を得たという慢心によって変身不能に陥り、大失敗を招くという展開は特にそうでその後も「ウルトラマンダイナ」や「ウルトラマンコスモス」でも取り入られた。 他にはウルトラブレスレットの登場もそうだろう。このアイテムのインパクトは当時相当強かったとみて良いようでそれはその後のウルトラマンタロウとウルトラマンレオが最初からブレスレットを使用しているところから見ても明らかだろう。また、ウルトラマンマックスやウルトラマンメビウスでは変身アイテムとしての役割を担うようになったのもやはりウルトラブレスレットあればこそである。一方ではヒーローのパワーアップともとれ、その後の「ウルトラマンタロウ」、「ウルトラマンガイア」、「ウルトラマンコスモス」、「ウルトラマンマックス」等の魁になったといっても過言ではないだろう。特に「ウルトラマンマックス」のウルトラマンゼノン登場編は今作第18話の再現といっても差し支えないだろう。 そしてこの作品より人間ドラマが充実してきたという点も見逃せないだろう。特に「11月の傑作群」と呼ばれる第32話~第34話辺りの展開は圧巻の一言である。 名前が色々あったり、地味な扱いを受けてきたりしたりしていたが、後のシリーズに与えた影響は「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」以上のものであると思う。 #
by herodaizen
| 2006-06-20 01:48
| 円谷プロ・ウルトラマン
「仮面ライダーX」(1974年2月~10月 MBS/NET系列にて放送)他に登場。 沖縄水産大学の学生である神敬介が変身した姿。 日本全滅を目論むGOD機関と戦った。 神敬介は父の神啓太郎教授と共にGOD機関の襲撃を受けており、一度は死亡したも瀕死の神教授によって深海開発用のカイゾーグとして再び生を受けた。 当初は「セットアップ」を叫ぶ事でレッドアイザーとパーフェクターを装着する事でXライダーに変身したが、中盤でV3によってマーキュリー回路をセットする再改造手術を受けてからは「大変身」と叫ぶ事で変身する様になった。 ジャンプ力はひととび35m。 四段変形武器のライドルを持ち、剣形態のライドルホイップ、棒形態のライドルスティック、紐形態のライドルロープ、長棒形態のライドルポールに変形させて戦闘に用いた。 必殺技は当初はXキックだったが、再改造手術を受けてからは真空地獄車を多用する様になった。 クルーザーという水陸両用のバイクの搭乗する。 「歴代ライダーが並ぶとXは一番沈む」とは『仮面ライダーSPIRITS』の作者である村枝賢一先生の弁であるが、確かにXは歴代の中でも比較的落ち着いた色合いである。まぁ渋いと言えば渋いと言えなくも無い部分は無いわけでも無いのだが…。 こうなったのも理由があったらしく本来は銀の予定であったのが灰色と水色の中間の様な色合いになってしまったらしいのである。 だが、そんな色合いのXライダーではあるが、このXライダーこそ現在のカブトにまで綿々と受け継がれているメカニックライダーの魁であるのもまた事実である。 Xライダーがメカニックライダーたる由縁は前半で特に強調され、描かれている。変身シーンが従来の変身ポーズをとってジャンプして変身ベルトが回転したらもう変身しているという訳ではなく、パーツを装着していって変身するというセットアップという今までにないスタイルを採用しているのがその最たるものだろう。また、歴代初の専用武器であるライドルもまたそうしたメカニックライダーであるXライダーの特徴であると思う。 だが、そんな意欲的な試みも大変身等のテコ入れによってうやむやになってしまったのがXライダーの不幸なのかもしれない。 実際、幼少期の自分もXライダーに対して強烈な印象が残っている訳ではなかった。言ってしまえばなまじ普通に格好良いデザインで色合いが渋めというのも理由だと思う。 そして、Xライダーはそれまでと違い、GODの設定等も少しリアルになっている感がある。特に初期のGOD総司令の音声テープの描写はスパイ映画を彷彿とさせた。秘密警察等の細かい設定もその賜物であろう。 また、GOD機関の幹部は前半のアポロガイスト、後半のキングダークともかなり強い印象を残している。特にアポロガイストは「人造人間キカイダー」のハカイダーに続く東映特撮が生み出した稀代の名ダークヒーローである。 上記の事からしても結果的に「仮面ライダーX」自体、あらゆる要素を詰め込んだ作品という感が強い。とにかく格好良いと感じるものをとにかくやってみたというある種、何でもありな面白さが詰め込まれている。 また、上記の渋さが逆にXライダー独特の魅力になっているのも間違いなく事実なのである。 #
by herodaizen
| 2006-06-14 02:43
| 東映・仮面ライダー
「特捜ロボジャンパーソン」(1993年1月~1994年1月 テレビ朝日系列にて放送)に登場。 元は警視庁が開発したロボット犯罪の重武装化に対応する高火力ロボット兵器MX-A1という高火力のロボットだったが、その攻撃性の高さや異常なまでの勧善懲悪なプログラミングにより、初試験で暴走し、破棄されていた。 それをプロジェクトの関係者の一人である三枝かおるが改修した現在のジャンパーソンの姿となった。 第2話で犯罪組織ギルドを壊滅させた後はギルドの新編成組織・ネオギルド、スーパーサイエンスネットワーク、帯刀コンシェルンという並立する3種の組織と戦った。 初期は正体不明だったが、中盤より前述の誕生秘話が明かされ、帰国した三枝かおると行動を共にするようになった。 また、登場時は着用しているジャンパーを脱ぎ捨て、ゴーグルを装着する事により、戦闘状態に入り、「ジャンパーソンフォージャスティス!」と叫んだ。 武器は外部装備である拳銃のジャンデジックを基本装備としてガトリング砲のジャンバルカン、警棒のジャンスティックがあり、内部装備には大腿部のニーキックミサイル、左太もも部のデュアルレーザー、右腕を放つブレイクナックル、右腕の火炎放射器・アークファイヤーがあり、中盤より登場した偵察ロボットのアールジーコがジャンデジックに合体する最強装備のジックキャノンがある。 ダークジェイカーという車に搭乗する。 また、ダークジェイカーは戦闘機スカイジェイカーとランドジェイカーに分離。後半ではスカイジェイカーの部分に換装ユニットのマリンジェイカーかドリルジェイカーが登場した。 そして各メカを輸送する大型戦闘機ジェイカリバーが登場。 各メカとジェイカリバーの合体時はグランドジェイカーと呼称される。 当初は単独で行動していたが、中盤よりネオギルドを裏切ったガンギブソンと共闘する様になった。 変身しない等身大の特撮ヒーロー。特撮作品数あれどその数は圧倒的に少ない。その数少ない例の一つが今回紹介するジャンパーソンだ。 当時、自分はこの設定に非常に驚いた覚えがある。それ以前に「ロボット刑事」の様に変身しない等身大特撮ヒーローが無い訳ではない事は知っていたがいざそれをやると言う事を知ると流石に驚いたものだった。 「この作品は一体どんな事になるんだろう…?」と当時小学校低学年だった自分はそう感じていた。 だが、放送されたこの作品はそんな不安を払拭する様な出来だった。また、当初はジャンパーソンを謎の存在とする事で逆に変身しない事に対する違和感を感じさせなかったのが見事としか言いようが無い。 また、この作品自体、画期的な部分が多々あったと思う。まず当初の敵組織と目されていたギルドが第2話で呆気なく壊滅したのにはビックリした。そしてその直後に3つの新組織が現れたのにも驚かされた。現在放送されている「轟轟戦隊ボウケンジャー」のネガティブシンジゲートの原点ともとれる設定でこの作品以前ではまず皆無であった。それに第2話でこの3つの敵組織の存在が同時に明かされ、それぞれジャンパーソンに宣戦布告するシーンは衝撃度が高く、今でもそのシーンは鮮明に覚えているほどだ。 そして、主人公たるジャンパーソンの正義に対する異常なまでのこだわりも印象的だった。特にシリーズ前半のクライマックスといえるジャンパーソンの謎が判明するまで数話はジャンパーソンの暴走ともいえる展開があり、観ていて手に汗握った覚えがある。また、その時期で印象的なのがエンジェルというロボットが登場した回だ。命乞いする敵を完膚なまでに破壊するのがとにかく衝撃だった。 そしてクライマックスのかおるとのキスシーン、そしてそれに繋がるビルゴルディとの最終決戦も圧巻であった。 また、ジャンパーソン自身もロボットであるという設定を最大限に活かしたヒーローであると思う。体内に武器を内臓しているという設定もよりそれを印象付けていたと思う。そして登場シーンはある意味、「ロボット刑事」のオマージュともとれると思う。 ちなみにジャンパーソンの登場シーンは結構真似しやすかった事も追記しておく。 #
by herodaizen
| 2006-06-13 04:25
| 東映・メタルヒーロー
|
ファン申請 |
||